シンガポール日記

シンガポールに赴任中のサラリーマンの日々。

8週間経過―休息

来星してほぼ2カ月が経過。

土曜は国立博物館へ行き、シンガポールの歴史を学んだ。映像やCGを駆使したインスタレーションがクリエイティブで刺激的だった。日本が占領としていた時期があるという事実を受け止めるとともに、その後の国の苦難と成長を感じることができて良かった。日本がシンガポールを占領した際の出来事を報道した日本の映像ニュース映画が流れてるんですよ。これには感じるところが多かった。また、リー・クワンユーの涙ながらの独立宣言の記者会見もフルで見ることができたのも、貴重な機会だった。館内随所でボランティアと思しき女子学生が解説をしてくれたりして、それにも感心したのだった。

本日は一日中引きこもっている。スマホいじったり、ふと思い立ってGoogle Playで映画をレンタルして、持参したクロームキャストで大画面で鑑賞してみたりして。昼飯は日本から持ってきたカップ麺食ったりとか。まるで日本にいるような感覚に陥った。つくづく、便利な世の中になったものだ。

 

来週はプライベートでタイに行く。再来週は日曜入りで翌日から初の海外出張。目白押しの日程だからこそ、今週の休日は休もうと思った。

生産的に読書でもすれば良いのかもしれないが、それだけでは息が詰まる思いがしてしまうのが、自分という人間。こういうダラけた週末もあって、そうでない週末もあって、それでバランスを取る。それでいいじゃないか、なんて自分に言い訳を作っている。

まもなく夕食の時間。外に出ようと思うが、雲行きが怪しい。雷が鳴って、冷たい風が吹いている。一雨ありそうである。はてさて。